マルチライニングとは最新の太陽光両面発電モジュールの発電量の増加と、抜群の防草効果を発揮し、作業効率の向上やコスト削減を実施し単位面積あたりの発電量の最大化を実現します。

 

製 品 情 報

マルチライニング・マルチファイバー(防草マット)を工場で一体加工し出荷することによりシートの飛散を抑制します。製品を一体化させる事で裏面発電材としての反射機能と、20年以上の防草効果、優れた耐久性を合わせ持つことが可能となり、高い遮水機能で雨水をコントロールし土砂の流出や濁水流出を軽減する減災効果が期待できます。

 

 

 

◎反射効果率で、両面モジュールの効率を向上させ発電量を増加
◎遠赤外線を吸収することで輻射熱の発生を抑制し、反射光によるモジュール温度上昇を抑制
◎接合部は、溶融解させ一体化させる特殊工法により、高い耐久性を保持
◎遮蔽、遮水効果によって除草コスト削減、ホットスポット発生を防止し火災リスクを軽減
◎雨水をコントロールし、土砂や濁水の流出を軽減することによる減災効果

 


 

  マルチライニングの特徴

正反射:入射角と反射角が反射面に対して等しく、

        反射する鏡や光沢のあるものは正反射の特性が強い

 

乱反射:入射光が反射面で乱反射し、様々な方向へされると

     表面が荒いもの光沢のないものは乱反射の特性が強い

雪が80%~90%の反射に対し、マルチライニングの紫外線反射率は14%程度

→モジュール裏面に可視光線を反射させて発電量UPさせ、劣化の要因である紫外線は吸収します。

土などで汚れても反射率はほとんど変わりません!

 


  

反射率測定結果

●温度抑制効果

●マルチライニングの耐久性

マルチライニングの耐久性(紫外線促進暴露試験20年相当)

 

 

 


<参考>端部処理図面例・施工例

●紫外線反射率

雪が80~90%の反射に対して、マルチライニングは14%の結果となりました。
これはモジュール裏面に可視光線を反射させて発電量をUPさせると同時に、劣化の要因となる紫外線は吸収し、
わずか14%しか反射していない事を示します。

●マルチライニングの遮光性


●マルチライニングがもたらす減災効果

マルチライニングの土壌保護効果

有害物質の流出などを防ぐための取組みを行っています。

降雨によって土壌が崩壊。モジュールが破損し、有害物質等が土壌に浸透し河川に流出。

流出した水の影響で、作物が育たない事例が発生。

モジュールによっては鉛やセレン、カドミウムなどの有害物質がわずかに使用されているケースがあり、破損状況によっては流出の恐れがある ※一般家庭に普及している家電製品にも同様に含まれている

引用:日刊SPA!「太陽光パネル”の知られざる闇。「米ができない」農家が嘆く理由とは」

地震、台風等により、太陽光パネルが損壊し、感電や土壌汚染の恐れ

出展:総務省「太陽光発電設備の廃棄処分等に関する実態調査

⇒安全を確保するための適切な廃棄処理方法は?

環境省「太陽光発電設備のリサイクル等の推進に向けたガイドライン」参照

 

太陽光発電所災害事例

太陽光サイトでのがけ崩れ

地面がおよそ60メートルにわたって崩れモジュールとともに大きく崩れ落ちている

破損・浸水していても光が当たると発電の可能性があり、感電の危険性も

 

②濁水

太陽光発電所で発生する濁水が社会問題に

太陽光発電がイワナ・ヤマメを全滅させた土砂がエラに詰まって窒息死

魚を狙う野鳥も現れなくなった

③洗掘

雨水により洗掘され、土砂の流出が発生

洗掘により水みちが発生し、土砂が流出

Castellano - GRADO 7

浚渫コストの増加

遮水効果の高いマルチライニング敷設により、
土壌を保護し、災害の抑制を可能にします!!

減災への取組み(オンサイト調整池)

■林地開発許可で浸透率を0.9以下で設計している発電所では、反射シートを敷設した場合、土壌への浸透率を1.0で設計見直しを行う必要がある。この場合、平坦な箇所にh50~h100程度の土堰堤を構築し、オンサイト調整池の役割を担い対処する方法を提案する。流量変化による側溝等に関しては別途協議)

マルチライニングで受けた水をマルチトレンチに誘導し、ゲリラ豪雨によって発生した雨水を1mあたり0.47㎥の貯留が可能で、時間をかけて排水することにより、土壌への負担を軽減します。
また、濁水等の流出を防止し、土砂崩れ等の災害を抑制します。大規模開発での環境負荷を軽減することによって、地域住民への災害に対する配慮を示す事ができます。


 

 

 


マルチライニングを使用したリパワリングとは●


ニチモが提案する新設ポイント

ニチモが提案する新設ポイント

●パネルの産廃費用について

 

 マルチライニングを使用したリパワリング

マルチライニングはリパワリングだけではなく新設時も有効です。

ニチモが提案する新設ポイント(収支比較)

セカンダリー購入案件のリパワリングの流れ

●標準設置パターンとの比較

● 総合的な提案の実現

弊社の技術・商品を活用し、リパワリングや新設事業だけではなく総合的な提案が可能となります。

 

 

マルチライニングのお問い合わせ先

(お問い合わせページURLへジャンプします)

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